2013年10月6日日曜日

20130928 秋の乗鞍岳に行きました

2013/9/28土

週末の天気が珍しく良いし、
ちょこちょこ紅葉も始まったと言うし、
なにより金曜昼間に、急遽10月の三連休が仕事で潰れる知らせが入ってしまったので怒りのままに休憩時間に宿を予約し突発的に弾丸旅行してきた日記


@10:30 南越谷駅から輪行→立川南からスーパーあずさ





完全に寝坊してゆったり出発
そして、駅員さんに、
11:28に立川着の中央線じゃ11:30発の あずさに乗り換え間に合わないから次の12:30のにしてね^^って
言われるがままにキップかったら、立川で中央線降りたホームと、あずさに乗るホーム同じじゃねぇかよ!全然間に合ったわ!
寝坊に加えて更に一時間ロス
まぁ、ゆっくり旅情を楽しもうじゃない

塩尻駅、なんで駅のホームに ブドウつくってんだ


@15:30 新島々駅着



松本駅で松本電気鉄道に乗り換えて30分くらいで乗鞍岳方面最寄りの

新島々着
一年ぶりにきたけど、なんか、なんか電車の様子おかしいけどどうしたのかな??

そしてここから自転車組み立てて、三本滝辺りの宿を目指します
と、思ったのだけれど、ところどころにあるトンネル を走るのも辛いし、日没までに到着するかも怪しいのでなんかもうそのまま輪行袋もって休暇村行きのバスへ
いったいなんのために乗鞍きたのかよくわかんないけど、ぶっちゃけ三本滝あたりのマイカー禁止エリアまでは走ってても殺風景なだけなのでええんや

@16:30 宿着

バス降りて、硫黄の匂い漂う旅館の多いとおりで自転車組み立ててお宿へ
格安だったからどんなボロでもいいやという覚悟だったけど、普通にいい宿でこれは当たりだった
朝飯つき、大浴場は硫黄臭すぎるくらいの乳白色の温泉で4500円はありがたい

流石にまったく体使わないで温泉入るのもイマイチカタルシスがないので日没まで三本滝まで200メートル くらい登ってみることに

@18:00 三本滝レストハウス




ナイス夕暮れ!
遠くの方まで澄んでて山が折り重なってるのがよくみえる
このまま滝もみにいこうかと思ったけど流石に暮れてきたので引き返して飯を食いに戻る

お宿でオススメされた定食屋に行ったら、最近孤独のグルメでみた懐かしの占いマシーンが!

飯食って宿もどって、温泉入って、缶ハイボール飲んで、温泉入って、氷結のみながらワサビーフを貪る幸福を味わいながらフェードアウト

@9/29日 晴

@9:00 出発

早めに朝飯たべて早めに出かけるはずだったのに、ウィザードからのプリキュアをがっつりみてしまい見事に出遅れる。ディケイドの設定便利だなぁ


@10:00 三本滝レストハウスへ
あーーーカラダ重い!足おっも!
想像以上に筋肉おちてて先が思いやられる。
わざわざ山岳用にULTEGRA 16-27Tのスプロケに換装してきたのに乗る人がこうだと意味がない!
道中で、ゴツイMTBにフロントにもリアにもパニアくっつけた重装備で下ってくるガイジンさんとかいて、ナニモンだよ・・・。どうやって登ったの・・・
とりあえず荷物が重くて仕方ないのでくだりの防寒着とデジイチもって他をコインロッカーに突っ込んで軽量化。
あとせっかくなので滝も見に行く。
結構な水量がすぐ近くに流れている迫力好きよ。

レストハウスでアイスくってカロリー補給して再起動。

@12:30 位ヶ原山荘着


 あーーーもうだめもうキツイ
ここで2350m。もう500mくらいで山頂。
ここを少し超えた辺りから森林限界に突入して一気に視界晴れてキモチイイのよなぁ
山頂のゴツゴツした山肌が見えてきてたかまる。じわじわ紅葉の色合いも見えてきて秋をい感じる。

とりあえず腹減ったので山荘でうどん頂いてリスタート。
山荘にいた、でっかいカメラもって、サイクルジャージ着てるガチっぽい方がガルパンジャージきてて終始気になった。



森林限界突入。
ここからの景色がいかにも山岳地帯で楽しい。
マイカー禁止区域は車がビュンビュン通らないし車の渋滞もしないので本当にいい。
日光とかもいいけど、いろは坂混み過ぎていかん。
山のくぼみに雪が残ってて高山感ある。


もうちょい!
だけど足がもう限界なのでぶっちゃけ自転車押したり、写真撮りながらダラダラ登り。
降りてくる人から応援されるとなんとか頑張らなければという気持ちになる。
去年きたときは、山頂付近まできたものの急な豪雨でちょうどあった休憩所の小屋に入り込んだら、あとから猟銃持って狐の皮でつくった防寒具で身を固めた現代のモンスターハンターも駆け込んできて一緒に雨宿りしたんだよなぁ。雨がやむまで待ちながら射殺されるのでは?という恐怖感に震えたのはいい思い出。いいか?
@14:30  山頂着

山頂、乗鞍岳畳平着。2850mくらい。
むぉー、足がガッタガタだけど、このカタルシス。
もう乗りたくない、と思ってたのに目的地に着くとふぁーと多幸感に包まれるあれな。
せっかくなのでちょっと近くの山の山頂までいって景色を眺める。
見事に雲より高い!雲海すげー

彼方に見える高山方面から登ってきたバスが米粒のよう。
ここまで道路をひいちまう高度経済成長期のテンションこええよ。

ひととおり景色を楽しんで、山頂のレストハウス豚汁といなりを頂いてカロリーも摂取。
ゆっくりしてたら15:30とかなっててあせる。
18:00には松本ついてあずさに乗らないと家に着くのが10:00過ぎてしまう!

ここから一挙にいままで来た道を下ることおよそ2000m。
目指すは新島々駅。
インナーウェアを冬用のアンダーアーマーに着替えて、ネックウォーマー装着していざ下る。
去年来たときは霧がひどくて道を間違え、高山方面に抜けるという大失敗をやらかしたのでめっちゃ道確認した。

みなさん下りで平気で40kmとかでヘアピンコーナー突入しててすごい。
びびってめっちゃノロノロコーナリングなのでそろそろかっこよく下れるようにならなきゃ。
マイカー規制区間は走ってて楽しかったんだけど、一般道までおりてきたらめっちゃトンネルだらけで煽られるし申し訳ないしでシンドイ。
頑張って結構飛ばしてるからゆるしてー!スマンー!
トンネル回避の峠道もあるとか聞いてたんだけど、みごとに調べ損ねてきちゃったし、いまさら登る脚力もなかったね・・・。
@16:50 新島々駅着 
下り続けること60kmくらいなんとか駅まで到着。
くぅ~疲れましたw これにて完走です!
17:30の電車で松本に向かい、18:00着。
18:30のあずさで立川経由で越谷に帰る。
しかしこの日の松本駅、めっちゃ輪行袋もっと人いた。10人はいた。
あずさ乗るときもグループで自転車もって同じ車両に乗ろうとしてる人いたけど、置き場どうすんだアレ。
あずさ乗るなり、土産屋で買ったおやきをモグモグして即就寝。
次くるときはもっと鍛えて、ヤビツ3セットはこなせるようになってからこよう。


20130503 連休旅日記:北へ。 6日目&7日目[完]

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紆余曲折あったけどよくよく考えれば向かい風と、雨と、雪に打たれるだけの旅もようやく終盤。
本日ようやく最北端到着(予定)

□5/3(金) 雪のち雨
6日目:サロベツ原野―稚内―宗谷岬
さらに100キロ走って最北端宗谷岬へ行き、岬近くのお宿へ のハズだった
道北:最高気温4℃/最低気温2℃

@7:00 朝飯
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パリパリソーセージうまし。

そして天気予報をみながら今日の動きを考えるも、外はうっすら白いものが積もっているし、空中に白いものも舞っているねぇ・・・

天気が悪すぎるので宿泊客の中で、最寄の駅までオーナーさんに車で送ってもらう人もいるようだ。
ここまできたら日本海沿いに全部自転車で走りたかったけど、まぁバイクと違って自転車の強みは悪天候時に逃げれるところだしね。
昨日と変わらない風景、悪天候下で自転車こぎこぎするのも耐えられなかったのでアサメシ食って、乾かしてた荷物片して、自転車分解して車につめる状態にして、オーナーさんに最寄駅まで送ってもらう。ありがてぇ。

@8:00 JR北海道 宗谷本線豊富駅着
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オーナーさんに見送られ、豊富駅着。
車で移動中に、サロベツ原野のバードウォッチングとかできるビジターセンターとかあって、はれてりゃこういうところで観光気分味わえたのになぁと流石にちょっとため息も出る。
アウトドア趣味は天候に左右されていかんね。それこその感動もあるけど。
おかげで身の回りのものがじわじわと防水仕様になっていくあれ。

こっから鈍行で鉄道最北端 稚内を目指します。
新幹線カード使ってでもループして入るあそこです。

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地方の無人駅の雰囲気はいい。
ストーブの周りに、パイプ椅子にクッションのっけたのが置いてあって、そして謎の暇つぶし用本棚の充実ぶり。
電車のなさは、四国もなかなかだったけど本格的僻地となるとレベルが違うね。
8時の逃したら11時までないじゃねぇかよ!

駅まで同行した宿の人は南下する電車が先にきてお別れ。こんな天気だしご無事を~
それから10分後くらいに到着した北へ向かうワンマン電車に乗り、稚内へ。
5月とは思えない真っ白な平原に春はどこに・・・みたいな気分になったので思わずニコ動で東方永夜抄の曲聴きながら移動。春度がたりない!

@9:00 稚内駅着
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最北端駅着!車両になんか白いの付いてるあたりから天候を察してもらえればと。

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ここらへんから最北端のバーゲンセールが始まります。
東京駅から1500キロ。思えば遠くまで来たものだ・・・
この稚内駅。最近改築したらしく、駅ビル二階には映画館がある!
映画館があるだけで秋葉原に勝てるので全国の地方都市は積極的に真似ていけ。

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駅からちょっと出たところに、改築前の旧稚内駅の最北端の線路がそのまま残してあってちょっとした記念碑とかも立ってる。
海底まで線路通して、ここから鹿児島までずーっと続いてると思うと交通インフラのすごさを感じる。

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自転車組み立てて、小雨降ってるのでカッパ着込んでここから稚内の北のノシャップ岬に寄ってから、稚内北東の宗谷岬を目指します。

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割とすぐにノシャップ岬についてしまった。20分くらい?
ここは西側になにも遮蔽物がないから夕焼けがキレイという話だったけど、この景色じゃ絶望的過ぎる!
利尻島すら見えないじゃねぇか。

@10:30 稚内市立 ノシャップ寒流水族館 よる
ノシャップ岬のすぐ脇にある最北端水族館によりみち。
趣味で全国の水族館めぐってる友人への話のネタにと寄ってみたけど、想像以上に老朽化とか年季とか感じられてレトロ公立水族館でした。クリオネもいるよ!

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年季は入ってたけどアザラシかわいすぎてどうでもよくなった。
なんだよこれ。完全に荒巻スカルチノフじゃねぇかよ!どんだけ気持ちいい顔してんだい
いいなー。来世アザラシとかになって自分の脂肪だけでぬくい思いしながら暮らしていきたい


@12:00 ひるめし ウニが売りのお店でウニを食わない
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昼飯は海鮮丼。2000円!!!ぐぬぬぬぬぬ!
ウニがウリのお店でウニの全く入っていない丼モノを頼む豪気プレイ。
ウニってどうも食ったときに口のなかに磯の香り広がりすぎて、何もうまみがわからなくてなぁ。
でも人生で食った中で一番のイクラだった。弾力があって、シゲキックスより堅い。
スーパーの半額寿司のしわしわになったイクラとはなんだったのか

いい値段の海鮮丼でカロリー摂取して宗谷岬目指すぞーと思ったら、

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シ カ で し た
!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!
民家の軒先に何食わぬ顔で居座っているけど、まて、まてよお前!
民家の玄関の前に、カラスがとまった状態で固まってたから、よくできた像だなーと思って近づいたらいきなり走り出したからめっちゃびっくりしたわ。
試される大地の自然半端ないだろ。まぁヤビツ峠にも結構出るけどさ、シカ。

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漁船のワーっとなってるのと自転車withカモメ
ノシャップ岬から南下して、稚内駅を通過して稚内港を通ってずーっと海岸線を走る。
漁船のサビ汚れとかみてると、ウェザリングとかもっと大げさにやっちゃってもいいんだなぁみたいな参考になる。

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宗谷岬まであと5km!
しかしめっちゃ逆風でもう足が重いの何の。
そして自転車で走ってるときに、右側からガッサガッサと物音がするからチラっとみてみたら草原のなかを10匹くらいの群れのシカが疾走してて、なんかもう非日常的光景すぎて思わず笑ってしまった。
試されすぎだろ!


@15:00宗谷岬着
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ついたーーーーーーー
ハァーーーンつかれたよーーー
そして天気がよければ見えるらしい樺太もサッハリーンしてて全く見えない!やったね雨男!

電車のっちゃったから予定よりもだいぶ早いけどなんとか最北端着弾!!
石碑の前で感慨深さに浸ろうかと思ってたんだけど、次から次へと観光バスがやってきては記念撮影→個人撮影→次のバスとキリがなくて、こんなとこまできて娑婆臭さと付き合わなきゃいけないのにちょっと疲れてしまった。

荷物も重いので、とりあえずすぐそばに予約してる宿にチェックインして荷物パージすることに。

@15:30 民宿 宗谷岬チェックイン
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直球表題なお宿にイン。
今日は普通の、個室に案内されるタイプのノーマル民宿です。

女将さんに、あまりにも寒いのに自転車できたもんだからいろいろ体の心配されながらもお部屋に案内される。
ハァー。なんかもう思えば長い旅だっ・・・・・・・・・・・マズイ横になっただけで寝そうな疲労感

 
宿に荷物を置いて、再び宗谷岬。
宗谷岬でなんとかして、自分と自転車のショットを撮りたいなぁと、絶え間ない観光客をチラチラしてたら、気を利かせてくれたカップルが写真撮ってくれてありがたいような死にたいような。

@18:00 ばんめし!
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お宿にてタコしゃぶ。ここらへんはタコが名産らしい。
冷凍してシャキシャキしたのをちょっと湯に通して歯ごたえがある状態で食すのがうまい!けど時間経過して、解けちゃうと一気にべちゃっとしちゃっていけないねこれ。

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宗谷岬の最北端オブジェは夜は常時ライトアップされてるというので、やっすいタカラ缶チューハイで仕上がった千鳥足で食後に向かってみることに。
なんか、こう、ラスダン前のセーブポイント感ある。

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アルコール回りすぎて、セルフタイマーで荒ぶる鷹のポーズしてたけどなにやってんだ俺・・・。
安くて苦いだけのカンチューハイでも旅先なら最高にハイになれる安い舌で本当によかった。
夜の宗谷岬は日中と違って人もいないのでやりたい放題でオススメですぞ~~~~

はしゃいだけど外気温は容赦なく2℃くらいしかないので早々に宿に戻って就寝。
いよいよ明日は飛行機で関東かえるぞー

本日の走行距離:40km


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□5/4(土) 晴れのち曇り
7日目:宗谷岬―稚内空港 宗谷岬から稚内空港へ。自転車を可能な限り解体して梱包して空輸して1500km先の羽田へ帰還
道北:最高気温6℃/最低気温3℃

@7:00 朝ごはん
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鮭とかイクラとか。年を食うほどに焼き魚が好きになる。
女将さんに飯の最中に、近隣の景色のシーズン時の景観の写真とか見せてもらったり。
「まぁそれにしてもこの連休はホント寒くて君くらいしか自転車とかいなかったねぇ。バイクの人もみんなキャンセルで。」
まぁそりゃそうだよなぁ。なにせ雪だしなぁ。宗谷岬から東側の網走のあたりは50センチ積もってるらしく通行止めとか。試されすぎでしょう。


@9:00 宗谷岬→稚内市内のダイソー→稚内空港
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自転車空輸梱包用のアイテムをすっかり買い忘れたので、ダイソーに行くためだけに稚内空港から往復30キロくらい余計に走って市街地のダイソーへ寄ってから稚内空港行きます。

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宗谷港の高台から周辺の景色を眺めて、宗谷岬の余韻を味わう。岬のすぐそばが高台になってて一面牧場になってる。風車とかあってナイス風情。もっと新緑がある季節なら映えるんだけど。5月なのに・・・。

こうして地図で表記されるとホントすぐそこがロシアでたまげる。
それにしてもきょうもガスってて見えないロシア領。


       \サッハリーン/
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まだ朝メシ直後な時間なのに人多すぎるでしょ。
あんたらこんな辺鄙なところになにしにきたんだよ!俺もだ!

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バイク乗りの友人にドヤ顔したいがために、2chバイク板などでおなじみの最北端ガソリンスタンドへ
給油のしようがないので、ココア勝ってレシート貰う。最北端きた証明ゲットして満足。

この日は運よく風向きもよく、追い風にのりながら稚内市街地まで宗谷岬から1時間くらいで到着。
しかし最北端の都市に来ても、デカイ道沿いはアオキ、ネッツ、エネオス、ホームセンター、ドコモショップ、ファミレスなどなどで、ちょっとテンション下がる。日本全国ハンコすぎるんだよー。
コンビニがセイコーマートで、ホームセンターがホーマックなとこくらいしか珍しさないよー。
珍しさないよーとかいいながらも、市街地にはシカが出るから油断ならないけど。

@10:30 稚内空港着
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ダイソーで梱包用のプチプチとガムテープ購入して、走ってきた道を15キロくらい戻って稚内空港へイン。
稚内空港周辺はやたらと自然が野放しになってて、草原のなかになんか白い花さいてるーと思って目を凝らしてみたら全部野鳥だったりとか。


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地方都市の空港って初めて見たんだけど、想像を絶するこじんまり感の稚内空港。
教習所かなにかか。

さて、自転車崩して荷造り。
あまりにも寒いので、許可もらって室内で自転車解体する。
旅行から帰ってきてもだいぶいろんな人に言われたけど、自転車は飛行機につめるのだ!(自分もこの旅行のプラン立てるまであんまり知らなかった)
なら行きも飛行機でよかったじゃねぇかという話もあるとは思うけど、まぁそれは俺が寝台特急のりたかったのと、空輸時のトラブルで機材壊れて開幕 から頓挫するの怖かったからとかそういう理由です。タイヤの空気抜いたりめんどっちいし、変速関係がデリケートだからあんまりやりたくないのよなぁ。

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空港待合ロビーに佇むツアーの団体旅行客のおじちゃんおばちゃんにガン見されながらも、ガムテとプチプチをちぎって
\ベリベリ/\バリバリ/と、もろいところに貼り付けながら、ガムテで可動部分をガッチリ固定。
基本的には電車に乗せるときと同じくらいの解体具合だけど、外側にせりでてる変速機を六角レンチではずしたり、地味に作業増えてるので大変なの。
一通りやりきって、輪行袋にまとめて、積んでもらう手続きに。
窓口のお姉ちゃんがめっちゃ美人ではぁぁ~~ん☆てなるけど、冷静になると、このお姉ちゃんもスクールカーストを最上位で駆け抜けてきた上での顔面採用なんだもんな・・・とか思ってしまうのやめたい。

危険物探知の四角い筒の中にギリギリ入らなくて、係員の人がなんとかナナメにしたりとかして自転車ちゃん関門通過。しかしガコンガコンぶつかるた びに、ああ!変速ダブルレバー左右セットで17000円!!!!!らめぇ!!!!とか冷や汗ダラダラでるのでやはり空輸はあまり良くないと思いました。
でも船だと苫小牧-大洗で20時間かかるからね。飛行機にならざるをえないよね。

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そして、搭乗。この頃個人的にラブライブ!熱高まりまくってたのでまってる間ずっとWonderful Rush!聞いてた。
はぁ…ことりちゃん・・・・

席が窓際でしかも翼の基部のそば。これはテンションあがる。
進行方向と逆側に、リベットから黒い汚れが流れてるのとかめっちゃ見ちゃう。
旅客機は遠めに見ると丸っこくてどうでもいいなーって思うけど、近場でみると翼の可動部位とかいろいろあって心高ぶる。モノコックなつくりじゃなくても空中分解しないのか。質点じゃない物理学とかあんまり考えたくないから深入りしないけどさ。
すごいぞ流体力学。

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そして気がつけばテイクオフ。さむい。 たかい。こわいダス。 あっという間にくもじぃ目線。
実のところ人生3回目の飛行機。高校2年の修学旅行ぶりの飛行機。
なので何年ぶりかは考えないほうが幸せだ。

着陸近づいて、高度調整に翼が可動してるの見るだけでうおおおおってなれる幸せ脳みそなのでかなり空の旅を楽しんでしまった。
猪苗代湖とか霞ヶ浦とかのデカさもわかって自然も楽しい。

@15:30 羽田空港着
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大宮から稚内まで7日間かけて1500キロ移動したのを、わずか2時間で成し遂げる飛行機やばい。
ヨルムンガンドで制空権を独占して物流を独占できれば近代戦争では勝利したも同然だといってたのやっとわかったわ。そりゃそうだわ。こんなに高速でこれだけの物量の移動できるとか。
おそろしやミスヘクマティアル。

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そして、預けてた相棒も無事回収!とりあえず見た目上はフレーム折れてたりしないので大丈夫だ。
本当にハードケース無しで空輸してもらえんだなぁ。ありがたい。

しかし、無事東京きたは良いけど、あーーーーっつい!
稚内 3℃ →羽田 23℃ とかもう気温変化が体の調整機能超えてるので、自転車と荷物回収してから即トイレへ。
真冬用レーパンなんてはいてられるかぁ!!!

その後、京急で横浜、横浜から辻堂へ移動し、
クロエレナさん宅へよらせてもらって泊まり込みゲーム大会の後の祭りの空気をあじわいながらヤザン隊長の薄い本をみたり、パロディウスの不条理さを観戦。
ほどほどの時間で退却してから、兄の働くテラスモールの自転車屋へオーバーホールをお願いし、退社した兄の車に乗ってそのまま実家まで送ってもらう。
一ヶ月ぶりくらいに伊勢原着。

ああ、長い旅路だったけど、やはり家は良いものだと寛ぎながら食べる六花亭のチョコうまし。
この甘いとの酸っぱいのとがなぁ
親に旅行の土産話でもしながら酒のんでたらとーちゃんの旅行武勇伝が炸裂

俺「雪とかいろいろあったけどノシャップ岬とか、宗谷岬とかいったよー」
父「北海道はなぁ、高校の時に大学決まってから2ヶ月くらい旅行してさ。
途中で猛吹雪になって東京帰れなくなって、お金も尽きたからバス停で連日野宿してたら漁村のおじさんに保護されてさー猟銃でトドの漁の手伝いとかしてたんだよなぁ。結局高校の卒業式出れなかったけどおもしろかったわー」

あれか、わりと俺は病的にどっか行きたがるとか言われるけど、これ親の遺伝かもしかして。
血は争えないってやつですか。
とーチャンもどう考えても若い頃の話全部アホなのに湘南高校でてたりするからなんかもうよくわからん。
でもまぁ、体力と時間あるうちはいろいろアホなことやってみたいもんよなぁ
さて次はどこに行くか。
どうでしょう的には伊勢でかき氷か、鹿児島で白クマか。
有給とれる内にいけるとこいけるだけいこう!

- 完-


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総自転車走行距離 260km (赤線部)
総陸上移動距離 1600kmくらい
総旅費 振り向かない(じゅうまんえんとちょっと)

参考文献:
最終兵器彼女(リア充スポットすぎて小樽の例の公園いけなかった)
銀の匙(帯広は遠い)
0円マップ 北海道版(マップルとかどうでもよくなるくらい有用だった)

教訓:
北海道は夏か真冬にいくところ

長々とお付き合いありがとうございました。
何らかの旅の参考や火付けになれば。あと何らかの二輪車買わせる契機とかにできたらとか思うけど、
流石にマゾ趣味加減をアピールしすぎたのでそれは難しいかもしれない。でも楽しいよ!