2017年7月25日火曜日

20170430 九州横断ツーリング1日目 尾道→道後温泉

日本全国色々旅行してきたけど、実は九州に一度も行ったことがない。
ので、まとまった休みで九州に行こう!

と思い立ったのは去年のこと。
宿をある程度確保し、ツーリングマップルでルートもかなり調べていたのに、地震で計画が頓挫してしまっていたので、今年こそはと再計画。
ゴールデンウィーク中だと、宿が取りにくかったり高かったり・・・いろいろ良いことはないけれど、行けるときに行かなきゃしょうもないでしょう!
死ぬまでに走りたい道があるならすぐいかねば。
やまなみハイウェイ行きたいんじゃ

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
全体工程
1日目:尾道→道後温泉
2日目:道後温泉→八幡浜フェリー→別府→由布院
3日目:由布院→やまなみハイウェイ経由阿蘇
4日目:阿蘇→阿蘇山→熊本市街
5日目:熊本市街⇔熊本港
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
■装備

フロント:モンベルサイクルフロントバッグ
トップチューブ:ドイター エナジーバッグ 7000
フレームバッグ:フェアウェザー フレームバッグ
サドルバッグ:オルトリーブ サドルバッグL
絶対にリュックは背負わない派なのでバッグ類多め。
出し入れ多いのはフレームバッグにいれて、フロントとサドルバッグに使用頻度低い輪行袋や着替えを放り込むスタイル。
夏場は荷物少なく済むので助かる。
GIANTのスカウトシートバッグを持ち出そうか悩んだけど、やっぱりあれはヒルクラで使うとゆさゆさして微妙…



■4/29
@22:00 東京駅
今回の旅は、やまなみハイウェイを走りつつ九州横断を目標としたものの、新幹線+特急でするっと大分まで行ってしまってはなんか味気ないのでは?ということで尾道からしまなみ海道からの四国経由で別府を目指す感じに。



今回もサンライズでGO。
ゴールデンウィークの特別編成でサンライズ瀬戸号は琴平行きになってた。
こんなのあるのか!昼前に琴平ついたら、昼飯食べて、金毘羅山お参りして、温泉入って晩飯でちょうどいい具合になりそうでいいねぇ。でも俺は岡山下車なんだけど。


ホームの人を観察しながら、「ぱらのま」のサンライズの下りのところを読み返す幸福。
土曜だからサラリーマンはそんなにいなかったから優越感感じる余裕はなかったけど。

サンライズ輪行は何度かやって慣れたけど、やっぱり置き場が少ないなぁっていうのはある。
朝起きたらデッキが自転車でいっぱいになってたし。
実際のところ扉のあるところの手すりにチェーンロックかけて置いておくことになるので、タテ型輪行袋は必須になります。
置き場は悩んだら、東京駅で発車前に切符見せるついでに訊いてみるのが手っ取り早しはず。


のびのびシートの床の硬さはなかなかシンドイけど、この雑魚寝の旅情も嫌いじゃない(ただし寝起きの体はボドボドだ)

■4/30
@7:00 岡山駅
岡山にて降りて、構内のセブンで朝飯を買って、鈍行の車内で食べながら尾道を目指します。
90分位乗るので結構寝れる。
大久野島行くので何度も使ってるうちにすっかりこの流れにも慣れてきた。

@8:10 尾道着
新幹線の始発でもこんな時間には着けないのでサンライズほんとありがたい

輪行袋背負った人がどんどんきて次々にパッキング解除していく。
この旅の雰囲気たまんねぇ

今日のルートはこんな感じ
今治までしまなみ海道で行って、あとは海沿いの国道で道後温泉までいく感じ。


さて、尾道としまなみ海道は何回も来てるから勝手はわかるから、未開拓の今治から道後までの道のりに時間とかを割いていきたいところ、だけどいろいろ寄っちゃうんだよなぁ。

とりあえずネコの手パン工場で補給食ゲットだ!フレンチトーストくれ!と思ったら見事に準備中、10時からだった…悲しい


今日も尾道の猫は人懐こい。


とりあえず向島に渡って走り始めることに。
それにしてもGWってこともあってめっちゃ渡し船混んでた。

いつも向島のココらへんに差し掛かってくると、しまなみ来たぜ!って気持ちになります。
レンタサイクルはいろいろ闇を抱えているらしいけど、それでも景観はいいもんです。
この最初の橋の下のゴチャつき感とかも好き。

写真もほどほどにしてドルチェ着。

ドルチェの桃ジェラートほんと好き。(このあとお代りした)

ドルチェサイクルジャージ、わりと気になってしまって、ちょっと真面目に買おうかどうか検討してしまったけど家の半袖ジャージ枚数を考えて踏みとどまった。

@12:00 愛媛県突入 多々羅大橋へ
ドルチェで長めに休憩撮った後はささっと走って多々羅大橋まで。
ここで昼飯食べようかなぁと思ったけど、直近にしまなみきたときもそうだったのでマンネリを感じて避けたい気持ちに。
ちょっと考えて伯方島のラーメン屋に行ってみることに。


二瓶先生!BLAMEめっちゃよかったよ!


多々羅大橋を後にして、一つ南の伯方島へ。
しまなみ海道のメインルートからちょっと外れた所にある、「はかたの塩ラーメンさんわ」へ。
13時過ぎてピーク越したはずなのにめっちゃ自転車も車もあるぞ!



20分くらい待って、いざラーメンへ。
桜えびの香りの効いてる塩ラーメンと、鶏肉みっちり詰まってる揚げ餃子。
これはうまい。
しかし、うますぎてがっつりスープも飲み干してしまって、食後1時間はなかなかペースが上がらない状況に。


しまなみ海道はちょっとメインルートから外れただけでいい感じの風景があるので、寄り道も悪くない。寄り道しなくてもいい風景なんだけどもう4回くらいきてるしね。
とびしま海道は基本的にどこ走っても絶景なので大好き。いい具合に人気もないし。


飯も食ったので、あとは今治までササッと走る。
まだ50kmくらいしか走ってないのになんか脚が重いとおもったら壮絶な南風。しなる鯉のぼりをみてこれやべぇやつだと悟る。

伯方島から大島へ向かう途中、3歳位の男の子を背負いながら、レンタサイクルのママチャリで登りで追い抜くお父さんに遭遇。
脚がクタクタになってたけど、ちょっとパワー貰った。子持ちになってもあんだけのパワーを持っていたい。あと子供いても自転車乗る時間捻出できてるぽくてすごい。
俺も頑張らねば。

大島の道の駅に着。結構自転車止まってたけど、今治発なのか、尾道からはるばるきたのか、ちょっと判別はつかない。
ESCAPEならともかく、ママチャリで尾道からここまではしんどいだろなぁ。

ここから、4kmほどひたすら橋を走る。
強風の日に海上走るわけで、それはもうスピードが出ないのなんの。
子供向けの自転車にのる少年と熱いデッドヒートを繰り広げながら今治へ渡る。

@15:30 サンライズ糸山着
やっとしまなみ海道わたった…

始点であり、終点でもある今治の道の駅、サンライズ糸山には東レの工場のカーボンで作られたTCRが展示されてた。

さて、やっと尾道ー今治が終わったので、あとは今治ー道後温泉へ。
主に国道196号を走って行きます。

この国道196号、基本的に海が見えていい感じの道だろうと思ってたのに、案外海の見えないゾーンが多くてしんどい道だった。交通量もなかなかあったし。

途中で見かけた池のゴルフ場。球とか専用の水に浮くやつなんだろうか。普段と違う球で練習になんのかな。気になるスポットだった

5月とは言え、南の方なのでなかなか熱くてしんどい。
ウェア的にも夏服で走ってたし、それなりに休憩挟まないと厳しいなぁ、と思ってたところに突然の唐揚げ屋が!

即塩手羽先を食べる。熱いけどうまい。そして消費したエネルギーが脂質と炭水化物で素早く穴埋めされていく。うん、そりゃ痩せないわ。

空いた小腹も埋めたので再スタート。道後まであと40㎞くらいだ。


松山市街のあたりまできたところに懐かしのカメレオンクラブが!懐かしい!
古淵店にはよくTCGしに行ったなぁ…とか懐かしんでたけど、よくよく見たら閉店セールののぼりが。ソシャゲ全盛で厳しいよな…お疲れ様です

@18:30 道後温泉着
道後着!
この温泉が見たかった!

いやーご立派な建物だ
写真撮ってたら、自分と同じで尾道から走ってきてた自転車乗りの人がいて、お互いに写真撮りあったりしてた。


気が済んだのでホテルへ向かう。
四国は路面電車のある街が多くて素敵だ。
全国的にも富山、高知、広島しかしらなかったけど、まだまだあるもんなんだな。

完全に値段で選んだホテル泰平別館にチェックイン。
100m先にある本館でがっつり温泉も入れて朝付4500円とかで、ハイシーズンとしては破格だった。自転車旅ならまた使いそう。

有名温泉地の近くだから飯屋も草津みたいにお高めなのかなぁとおもってたら、松山大学と愛媛大学が近くにあるお陰で価格設定のおかしい食堂がいくらかあって嬉しい。
旅先くらい、孤独のグルメ的に個人経営店にフラっと入りたい

適当に入った鉄板焼屋で、もつ焼きそば500円と角ハイボール190円(!!!)
思わずこれ商売大丈夫ですか???って聞いてしまった
焼きそばで足りなかったらお好み焼きも挑みたかったけど、8分目でストップ。

食後は宿に帰って洗濯してBCAA飲んで就寝。

走行距離:133km

2日目:道後→由布院編へつづく